自分だけじゃない!?排尿の悩みを抱えている人は大勢いる【尿失禁の種類】

尿失禁とは、自分が出そうと思っていないのに排尿してしまうことで、軽いものは尿漏れと言われることもあります。
また、漏れることはないものの、やたらとトイレに行く回数の多い頻尿も含めると、
排尿関連の悩みを抱えている人は、実は大勢いるのです。

 

特に60歳を超えてくると加齢によってこれらの排尿に関するトラブルが増加しますが、
特別な場合を除いては命に関わることではないことと、泌尿器科に受診することへの恥ずかしさから、1人で悩んでしまいがち。

 

しかし、排尿の問題は外出を控えてしまったり、人と会うことを避けて家の中に引きこもってしまったりと、
生活の質を著しく低下させる問題となってしまいます。
正しい知識と対処方法をとれば、尿失禁は治すことのできるものなのです。

 

尿失禁の種類

実は尿失禁にはいくつか種類があり、原因や対策が異なります。
では、実際に尿失禁とはどのようなものがあるのでしょうか?

 

  • 腹圧性尿失禁
  • 切迫性尿失禁
  • 溢流性尿失禁
  • 反射性尿失禁

この中で最も多いのは、腹圧性尿失禁です。

 

そして他の3つは原因となる病気があって起こってしまう障害となります。
病気に由来するものは、治療によって改善することもありますが、完全に治すことが困難とされるものもあります。
では、1つずつ説明致しましょう。

 

それぞれの尿失禁、症状と原因

腹圧性尿失禁
症状 盤底筋と言われる筋肉の緩みや、尿道を閉じる機能の低下により、くしゃみや咳などの腹圧のかかる時にチョロッと漏れてしまう。
原因 妊娠や分娩、肥満、加齢

 

切迫性尿失禁
症状 膀胱に尿が溜まったとき、排尿を抑制する機能が十分に働かず、強い尿意とともにトイレまでに合わずに尿が漏れてしまう。
原因 過活動膀胱、神経因性膀胱、細菌性膀胱炎

 

溢流性尿失禁

症状

尿をしっかり出しきることができず、常に尿が膀胱内に充満している状態。
膀胱内の圧が高まると尿道が開き、少しずつチョロチョロと漏れてしまう。

原因 神経因性膀胱、前立腺肥大、高度の尿道狭窄、低活動膀胱

 

反射性尿失禁
症状 排尿を管理する神経の伝達がうまくいかず、尿意が全くないのに漏れてしまう。
原因 神経因性膀胱

 

排尿を管理する神経は、糖尿病や、脳梗塞・脳出血による後遺症で障害されることが多く、
これらが理由の場合には、完全に尿漏れや尿失禁を止めることはなかなか難しいのが実状です。

 

また、細菌性の場合は抗生物質の内服で大抵良くなります。

 

なかなか人には言いだせないのが、排尿の問題。
しかし、1人で悩まず、まずは泌尿器科を受診し、専門医に相談してみましょう。
症状を改善させるための薬を処方してもらったり、
尿漏れによい体操や日常生活上の指導を受けることができますよ。

 

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